最近では、ガソリンスタンドはセルフが多いですが、たまに店員が寄って来て「水抜き剤いれませんか?」なんていわれる事もあると思います。
正直スタンドの物は高い印象があるので、パスなのですが、これって本当に効果ってあるのでしょうか?
車の水抜きとは?
車の水抜き剤を使用した事が無い方も非常に多いのではないでしょうか。この液体ってなんのために使用するのでしょう。
燃料タンク内の底に水が入り込んでしまった場合に、水抜き剤を使用する事で、タンク内の水と混ざりあい、ガソリンと一緒に燃焼させる事が出来るようになっています。燃焼と言うよりか蒸発させると言った方が適切な表現かもしれません。
これによってタンク内でのサビの発生を防ぐ事ができる事になります。
水抜き剤の正しい使い方について
水抜き剤の正しい使い方は、ガソリンを給油したと同時に入れるのがベストです。
給油した量に対しての規定の割合を給油口から入れるだけです。ガソリン系の添加剤と同じ様にただ量を気にしながら投入するだけという使い方ですから結構簡単にできます。
ガソリンタンク内で攪拌させて混ぜたい場合には、水抜き剤を先に投入してから給油すると攪拌されやすいでしょう。
ガソリン系添加剤と違って比較的リーズナブルとガソリンタンク内の水の燃焼に特化している特徴があります。
イエローハットで販売中の水抜き剤3選
カー用品店のイエローハットでは、当然ながらいろいろなタイプの水抜き剤を販売しています。どの様な商品が売れているか見ていきましょう。
1、プロスタッフ 水抜き専門 200ml
値段:194円
水抜き専門の添加剤になります。コスパが優れているのが特徴的です。扱いやすさも簡単ですから、初心者からベテランの方までの愛用者も多いです。
2.呉工業 フェルシステムパーフェクトクリーンDX
値段:1706円
水抜き専門の添加剤ではありません。燃料系添加剤になります。燃料系の汚れを綺麗にすると同時に、水抜きも行ってくれると言う物です。ガソリンとディーゼル兼用になっています。
3.STP ガストリートメント&ウォーターリムーバー
値段:861円
ガソリン系の添加剤なのですが、名前の通り水抜きもある種専門的に行ってくれるのが特徴です。燃料系の汚れを綺麗にするのと同時に、水抜きとタンク内の防サビ効果を発揮する優れモノになります。
画像引用元:https://store.shopping.yahoo.co.jp/yellowhat/search.html?strcid=a5aca5bda5&p=%E6%B0%B4&X=4#CentSrchFilter1
効果的な入れるタイミングはいつ?
本体に含まれている成分はアルコール系になります。水と合わせる場合には攪拌する方が効果的であろうと思います。
普通にガソリンを入れてからこれを、入れても何の問題もありませんが、効果を効率的に行うには、タンクの底に溜まっている水と水抜き剤が混ざり合う必要性があります。そのため、効果を発揮させるためには、ガソリンを給油する前に、水抜き剤を投入してから給油をする事です。
これによって水抜き剤と水が攪拌されますから、うまく混ざり合う事が理論上考えられ、効率的に水を排出する事が出来るます。
タンク内に水が溜まる原因と予防法
誰もが思っているのは、「なぜガソリンタンク内に水が溜まるのか?」と言う事です。この水の発生源はタンク内にできる結露です。冬場の窓ガラスにできるあれです。
タンクの外は冷たい外気に触れていますが、タンク内は外気に触れていないので、暖かい状態になっています。タンクを挟んで温度の境界線が出来てしまう為に、暖かいタンク内の空気中の水分が結露してしまう為です。
結露を予防するためにはどんな方法があるのでしょうか?
実に簡単な答えです。常に「ガソリン満タン!」にしておくだけなのです。満タンにすることで、タンク内には余計な空気が存在しない為に結露も起こらないと言う事です。
これって経済的には結構「きつい~」と言う方もいますからね~。特にハイオク満タンで、100L越えの容量を持っている車だと大変なので、臨機応変に数回に1度満タンにして 後は水抜き剤を併用するというのが得策でしょう。
まとめ
タンク内にできる水は年間でも何㏄ですから、それほど気にする物でも有りません。
しかし、燃料系に水が混入するのは車には良くは有りませんから、半年や1年に1度は水抜き剤を使用してもいいかと思います。面倒な作業ではありませんから、やった事がない方はぜひチャレンジしてみましょう!