バッテリー上がりは、まさに突然に訪れてきます。さっきまでエンジンが平気に掛かっていたのに・・なぜ!?どうして!?まさにパニックですよね。
バッテリー上がりの原因や症状はどう言う物があるのでしょうか。
バッテリー上がりの原因について
バッテリーが上がってしまう原因はどんな物があるのでしょうか。
- 1日に何回もエンジンをかけたり切ったりしている
- 車を使用している時にエアコンやカーオーディオを使用している
- 渋滞をしている道を使用する頻度が高い
- 一度に走行する距離が短い又は車にほとんど乗らない
- バッテリー端子に硫酸塩の結晶が付着している
この原因を見る限りは、電装品等による【過放電】や車を使わない為に【自然放電】が大きな原因と考えてよいでしょう。
寿命や交換時期はいつくらい?
バッテリーにも寿命がある事は御存じでしょうか?車を使っていれば充電されるから問題ないのでは?と思ってしまいがちです。
バッテリーの平均的寿命は2~3年と言われています。正直これは当たり外れが強いです。
交換する時期は正直、バッテリーが上がってからでは遅すぎます。購入してから2年で交換が理想的ですが、この時にバッテリーの電気容量が50%以上あると診断されれば、状況に寄りますが6カ月はもつと思われます。
ただ常にバッテリーの事を考えて、エンジンを切る時に、エアコンとオーディオのスイッチは確実に切っておく事でスタート時のバッテリー負荷を少しでもなくす努力をしましょう。
バッテリーが上がるとどんな症状が出るの?
最近のバッテリーの中にはバッテリー電気量が無くなるまで100%の力を発揮しており、よわよわしさを見せないでいきなりバッテリー上がりをするタイプが存在しています。一番厄介なタイプです。
従来の物であれば徐々に電気量が減って行くので、バッテリー上がりの直前になると、パワーウィンドウの開閉が遅い・ライトが暗くなったり明るくなったりする等の症状が出始めます。
またエンジンをかける時に、「キュルキュル」と言う音が長くなってくる(点火する電力量が足らない為に起こります。)この段階になったら即日交換をお薦めします。
バッテリーが上がってしまった時に、無理にスターターを回し続けるとスターターの故障につながるので、全ての電源をカットして、数分経ってからチャレンジしましょう。それでも掛からない場合は、残念ながらバッテリー交換決定です。
一人でできる対処法やつなぎ方は?
自分の車庫で起きてしまった場合には、家庭用電源を使用するバッテリー充電器やポータブルジャンピングスターターを使用する事で、エンジンをかける事が可能になります。
バッテリー充電器は多少高くても1台は持っていると便利です。またポータブルジャンピングスターターは、トランクに入れておくだけで十分ですかからね。
またこの2つがない場合で、もう一台稼働出来る車があれば、ブースターケーブルをバッテリーにつないでエンジンをかける事が出来ます。この時に注意しなければならないのが、ブースターケーブルの取付方法です。
- 赤いケーブルをバッテリ上がりの車のプラス端子に付け、片方は救援者のプラス端子に付けます。
- バッテリー上がりのマイナス端子に黒のケーブルを接続し、救援車のマイナス端子にもつなげます。
救援車のエンジンをかけ、アクセルを踏み込みます。数分踏みこんでもらってからエンジンをかける様にしましょう。ブースターケーブルの外し方は取り付けた方法の逆手順で外して行きます。
現在の車の多くはAT車が多い為にバッテリーが上がってしまうとどうする事が出来ません。MT車であれば押しがけでエンジンに火を入れる事が出来ます。車の重要な電気は全てあの小さいBOXで賄っているわけですからね。
また長期間車を使用しない場合には端子だけでも外しておくだけでもだいぶ違ってきます。