CX-5をリフトアップすることで、地上高が上がり、悪路走破性が向上します。
しかし、重心が高くなるため、ハンドリングが悪化することもあります。リフトアップにはメリットとデメリットがあります。リフトアップの種類についても知っておくことが大切です。
CX5のリフトアップ費用はいくらかかるのか?車検は大丈夫なのか紹介します。
CX-5の1インチアップ
1インチ(約25mm)程度のリフトアップですと、コイルスプリングの交換や専用のリフトアップキットを使用するのが一般的です。
1インチアップの作業費用
1インチアップの場合、作業費用は5~10万円程度が目安です。使用するパーツ代も含めての金額です。
1インチアップすることで地上高が確保でき、悪路走破性が向上します。大きく重心が高くなることもないので、ハンドリングへの影響は小さいです。
1インチアップ後の車検
1インチ程度のリフトアップであれば、車検に通る可能性が高いです。ただし、タイヤとフェンダーの隙間が狭くなりすぎないかは確認が必要です。
CX-5の2インチアップ
2インチ(約50mm)前後のリフトアップを行う場合、専用のリフトアップキットや補強パーツを使用する必要があります。
2インチアップの作業費用
2インチアップの作業費用は10~15万円程度が相場です。リフトアップキットなどのパーツ代が1インチアップより高額になることが多いです。
2インチアップによってさらに地上高が確保できますが、重心が高くなる分だけハンドリングが悪化しやすくなります。悪路走破性とのトレードオフを考慮する必要があります。
2インチアップ後の車検
2インチとリフトアップ量が大きくなると車検で不適合と判断される可能性が高まります。作業店とよく相談したうえで判断することをおすすめします。
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リフトアップを検討する際のポイント
作業店の選び方
リフトアップの経験が豊富な作業店を選ぶことが大切です。過去の実績や顧客の口コミを確認することをおすすめします。
リフトアップのタイミング
走行距離が長くなるとリフトアップ後のハンドリング変化が大きく感じられます。比較的走行距離が短いうちにリフトアップすることをおすすめします。
車検との兼ね合い
次回車検までの期間を考慮して、リフトアップのタイミングを検討する必要があります。車検前はリフトアップを避けた方が無難です。
リフトアップのメリット・デメリット
車をリフトアップするメリットとデメリットを紹介
リフトアップのメリット
リフトアップのメリットとして、地上高が上がることで、段差や突起物を乗り越えやすくなります。特に積雪地帯では雪道の走破性が向上します。また、タイヤとボディの隙間が広がるので、大径のタイヤを装着できるようになります。大径タイヤを使うことで、悪路でのグリップ力が高まります。
リフトアップのデメリット
一方で、リフトアップには重心が高くなるというデメリットもあります。重心が高いと、コーナリング時のボディの傾きが大きくなり、ハンドリングが悪化しやすくなります。また、リフトアップキットや大径タイヤを装着する際には追加コストがかかります。燃費の低下も懸念される点です。
リフトアップの種類
リフトアップにはコイルスプリングの交換や専用のリフトアップキットを使う方法があります。リフトアップ量によって20~40mm程度の調整が可能です。大径タイヤとの組み合わせ次第では、50mm前後の大幅なリフトアップも可能です。ボディやサスペンションも限界までリフトアップできれば、より大きな効果が期待できます。以上、CX-5のリフトアップの概要を説明しました。メリットとデメリットを理解した上で、走行目的に合ったリフトアップを検討することをおすすめします。
まとめ
CX-5のリフトアップは、メリットとデメリットをよく理解したうえで実施することが大切です。1インチや2インチとリフトアップ量によって必要な作業や費用は異なるので、走行目的と予算に合わせて選択することをおすすめします。