夏になると、彼女と海にドライブや家族旅行などに出掛ける方も大勢いる事でしょう。
楽しく会話が弾む中、突然、車の調子が・・・ガソリンメーターが振り切っている!?ガス欠!?周りを見回してもスタンドの看板なんて見えないなんて事も。
そうなった時の対処法や前兆などはあるのでしょうか?
車のガス欠とは?
「ガス欠」とは言葉通りです。ガソリンが無くなりました~という事です。
中には「もう少しもつだろう」と思っていたり、「ガス欠なんて普通考えてもありえない!」と思う方もいるでしょうが、車のトラブルでも、バッテリートラブルと同等位の勢いでトラブルが多いんです。
運転している時にメーターを確実に見ているはずなのですが、どういう訳かトラブルは絶えないのです。
ガス欠の前兆症状について
ガス欠を起こす前には必ずと言っていいほど、何らかの症状が出ます。この症状が出た段階で、確実に止まりますけどね。
- アクセルを踏んでもタコメーターの回転数が上がってこない
- アイドリングが安定しなくなる
- 走行中にパワーダウンしてくる
等の症状が確実にでます。
大げさに言うと漫画で車がプスンプスン♪いいながら止まってしまう様な感じと思って下さい。
ランプがついてから何キロくらい走れるの?
ガソリンメーターのメモリが1メモリを切り始めたら、大体ランプが点灯し始めると思います。この段階で残りのガソリン量は大体5~10Lぐらいと思っていた方がいいでしょう。
今のECOカーはリッター20kmは当たり前の世界ですから、100kmは楽勝で走れるとは思います。ガソリン車の場合には、以前言われていたのは残り50km~100kmです。
これは日本道路公団だった時の高速道路のスタンドの設置が50km単位で義務付けされていた為だとも考えられます。民営化された今ではこの設置義務は有りませんから注意です。
車種によって差異はありますが、ランプ点灯から50kmでメーターを振り切ってからは最大で10kmと思っていた方がいいでしょう。
ガス欠になったらまず何をする?
次のスタンドがあったら入れようなんて思っていると、そんな時に限ってスタンドは出てこないんですよね~
ランプが常時点灯してメーターも振り切ってから数キロ走ってしまった場合には、ガス欠でストップする前に車を安全な位置に停車させる事が第一目標です。
無理をすると道のど真ん中で止まってしまう可能性もありますから、自車だけでなく、他の車にも危険な状態を作りだしてしまいます。
車を安全な所に停車させる事をしてから対処法を考える方がいいでしょう。
ガス欠の時の対処法まとめ
画像引用元:http://www.jaf.or.jp/rservice/
安全な場所に車を停車させてから、今後どうするかを考える事です。対処法として考えられるのは
1.JAFを呼ぶ
時間は掛かりますが、確実に来てくれます。会員なら料金は格安で済みますが、非会員なら1~2万の出費は覚悟してください。
2.自動車保険のロードサービスを使用する
任意保険の特約にガソリン10Lサービスが付随しているケースがあります。保険屋に電話してみるのも1つの手です。
3.携帯で近くのガソリンスタンドに連絡してみる
スタンドの状況にもよりますが、来てくれるよう交渉する価値はあります。
4.近くのスタンドまで行き携行缶を借りる
歩いて行ける範囲にスタンドがある場合なら、確実な方法になります。場合によっては携行缶と一緒に車まで送ってくれます。
5.車を押す
最近ではめったに見ない光景ではないでしょうか。車を押した事がある方は、わかると思いますが、1人では結構辛いです。スタンドが見えているなら、押すより携行缶を借りてくる方がいいでしょうね。
対処法として考えられるのが、この5つです。友だちや家族に連絡をする事も出来ますが、それができるのは近所にいる場合のみですからね。
まとめ
ガス欠になった時の対処法や前兆などを紹介してきました。本来であれば、出掛ける前に必ず入れておく事が重要です。出先で入れればいいや的な事は、注意が必要です。高速に乗ってから大渋滞なんて事になったら、さー大変ですからね。
ガソリンは心のゆとりとイコールの関係にあると思っていた方がいいでしょう。1メモリ切ってランプが点灯すると、焦り感やイライラ感が多くなりますからね。
安全運転にはガソリンに余裕がある事も条件の1つだとも思います。