夏の炎天下の時や真冬の寒い時に、車のエンジンをかけに行くのは、とても嫌ですよね。
まして、エアコンのスイッチをONにした状態でエンジンが外からかけられるのならこれ以上の至福はないですよね。
そんな方のためだけではありませんが、外からでも車のエンジンを掛かられるスターターはかなり便利です。
エンジンスターターの種類や選び方
エンジンスターターには自動車販売メーカーの『純正品エンジンスターター』、社外メーカーの『エンジンスターター』があります。
純正品は適合性がありますが、社外メーカーの商品より2倍~3倍の価格がします。
純正品以外の社外メーカー商品に関しては低価格で購入できるのと、純正品より機能が多いのが特徴です。
電波の送信タイプの種類
エンジンスターターの電波の送信タイプにも『単方向性』『双方向性』2種類があります。
エンジンスターターの電波の届く距離としては300m~700mが商品としては一番多いです、電波の距離を把握した上で購入するようにしましょう。
単方向性
単方向性のエンジンスターターはリモコンからのみ電波を送る方式で、実際にエンジンがかかっているか車が確認できる位置で使えるならオススメです。機能が限られているため価格が安いです。
双方向性
双方向性のエンジンスターターは自動車側からも電波が返ってくるので、車のエンジンがかかっているか確認することができます。車内の温度や電圧も把握できる機能もあるため価格が高くなります。
オプション機能
エンジンスターターの商品によっては魅力的な機能がついてるモデルがあります。
- ドアロック機能
- 車内温度・電圧確認機能
- スマホからエンジン始動
- ヘッドライト消灯機能
など、色々な機能があるので確認してから購入しましょう。
イエローハット取り付け工賃・作業時間
イエローハットでエンジンスターターの取り付け工賃や作業時間
エンジンスターター取付 | 作業工賃 | 作業時間 |
---|---|---|
本体のみ 専用ハーネス使用 | 8,250円(税込) | 60分~ |
イモビ対応追加料金 | 3,300円(税込) | 30分~ |
ドアロック追加料金 | 5,500円(税込) | 60分~ |
車速配線追加料金 | 2,200円(税込) | 30分~ |
エンジンスターター持ち込み取付
イエローハットにエンジンスターターを持ち込んで取付してもらう場合の工賃
エンジンスターター取付 | 作業工賃 | 作業時間 |
---|---|---|
本体のみ 専用ハーネス使用 | 9,900円(税込) | 60分~ |
ドアロック付き | 13,200円(税込) | 60分~ |
他店の取り付け工賃
他のカーショップなどのエンジンスターター取り付け工賃を紹介
オートバックス
オートバックス エンジンスターター取り付け工賃・料金
タイヤ館
タイヤ館 エンジンスターター取り付け工賃・料金
ジェームス
ジェームス エンジンスターター取り付け工賃・料金
エンジンスターターのモデル紹介
エンジンスターターにはメーカー別専用モデルと汎用モデルがあります。
イエローハットで紹介されているのは、全商品アンサーバックタイプ(エンジンが掛かったか掛かっていいないがわかるシステム)になっています。
1.スズキプッシュスタート車専用モデル
価格 22464円
イモビライザー装着車でもエンジンがかけられるハーネスが同梱されています。キー本体にアンテナを内蔵しているタイプです。
2.トヨタ・スバルプッシュスタート車専用モデル
価格 20304円
車内温度センサーを標準装備しています。キー本体にアンテナ内蔵タイプになります。
3.汎用タイプ TE-W7300
価格 17064円
車内温度センサーを標準装備しています。またドアロック機能も搭載。液晶パネルはホワイトバックライトを採用しておりかなり見やすいです。
4.汎用タイプ TE-W5100
価格 12744円
本体の文字が光る事でエンジンが始動出来たからわかるようになっています。またいつでもエンジンが始動しているか確認が取れるチェック機能を装備しています。キー本体は業界最小クラスです。
5.汎用タイプ TE-W9100
価格 22140円
新設計で通信性が向上しており、また無駄なアイドリングを抑えるECOモードも搭載しています。
6.汎用タイプ VE-E1100PS
価格 25700円
LED点灯・音階ブザーでエンジン始動がわかります。アイドリング延長機能まで付いている優れモノです。
エンジンスターターのメリットは?
エンジンスターターを取り付けるメリットはいくつかあります。
1.家に居ながら車内を快適な状態にできる
家の中からエンジンスターターを使ってエンジンをかける事が出来れば、夏の炎天下や真冬の寒い時でも、出発する頃には快適な温度になっている。
2.暖気運転ができる
車のエンジンは冷えた状態のまま走りだすと意外にも大きな負担をかける場合があります。エンジンスターターを使用しておけば、簡単に暖気運転ができます。
この2点が最大のメリットと考えて良いでしょう。
エンジンスターターがかからない理由は?
エンジンスターターを取り付けた後に、エンジンが掛からなくなる事も多々あります。電波が届いていない訳ではない場合にはどんな理由が考えられるのでしょう
1.エンジンスターターキーの電池切れ
一番先に考えられるのがリモコンキーの電池が寿命を迎えて電波が発信されていない状態。
2.バッテリーの寿命
バッテリーの蓄電量が低下しているとエンジンが掛からない場合があります。
3.セルスターターの故障
あまり多く故障する個所ではありませんが、エンジン内部に大量の水が掛かった場合などでスターターがショートする場合があります。
4.セルスターターのヒューズ切れ
これもあまり考えにくいですが、過電流が流れてヒューズが飛んでしまう事があります。その場合、スターター自体が動かなくなります。
セルスターターの故障はほぼ考えにくいですから、電池切れ又はバッテリーの問題が一番多いのではないでしょうか。価格もピンからキリまでと言った感がありますが、汎用品タイプでもかなり使えると思っても大丈夫でしょう。
環境問題を考えれば無駄なアイドリングはと思いますが、愛車を大事に乗りたい場合には多少なりとも暖気運転は必要になりますからね。コインパーキング等に駐車した時には、必要だな~と感じますね。