街中を走る車の多くがスモークガラスになっています。
カーフィルムを窓ガラスに貼るタイプがほとんどですが、その用途は意外にもメリットが多く存在しています。プライバシーの保護や紫外線のカット・冷暖房の効率化・安全性等も上げられています。
スモークフィルムの貼り方についてみていきましょう!
スモークフィルムは自分でも貼れるの?

スモークフィルムは確かに自分でも貼れますが、やはりプロに頼むと綺麗な仕上がりにはなります。でも自分の愛車は自分でやるのが基本と考えている方も当然いると思います。
スモークフィルムは素人ではなかなか綺麗に貼れないと言われていますが、やり方次第では綺麗に貼れるのです。
その車専用にカットされているスモークフィルムを貼る事が一番の近道です。余計なカッターの作業が無くなりますからね。一枚物のフィルムもありますが、こちらも自分で貼る事は可能です。
フィルムの貼り方と剝がし方とは?

スモークフィルムの貼り方にはどんな方法があるのでしょうか?
【用意する物】
- スモークフィルム
- スプレーボトル
- 水500ml
- 中性洗剤4~5滴
- カーフィルム用ヘラ
- カッター 1つ
- はさみ 1つ
道具はこれだけです。家にあるもので綺麗に貼れるのは嬉しいですね♩続いては、スモークフィルムの貼り方です!
- まず、スモークフィルムを窓ガラスのパーツごとに分けて切り分けます。
- 次に窓を綺麗に汚れが無いようにします。
- スプレーボトルに水500mlと中性洗剤4~5滴を入れます。
- スモークフィルムを貼る窓にスプレーボトルの水を吹きかけます。
- スモークフィルムの透明なシートを剥がして、フィルムの糊が付いている部分にもスプレーボトルの水を吹きかけます。
- スモークフィルムを窓に貼り付け位置を決めます。
- 後はヘラでフィルムと窓の間に入った空気と水を抜きながら付けて行きます。
これで完成!
当然ながら貼り付けたカーフィルムを剥がす事もありますよね。しっかりとくっついている物は当然なかなか剥がれにくいですが、剥がすための道具「カーフィルムはがしスプレー」があるので、それを使いましょう!カーフィルムにスプレーするだけで綺麗に剥がれるという代物です。
それでも頑固に剥がれない物は、ドライヤーを使って徐々に熱で糊を溶かしながら剥がして行きます。かなり根気が要りますが、確実に剥がれます。
この場合は糊が窓に残る可能性があるので、この時には、先ほどの、スプレーを吹き付けてから、糊が白くなった所で洗剤入りのボトルスプレーを吹きかけて綺麗に拭くだけで窓はピカピカです。
イエローハットに頼んだ時の工賃の相場は?
カー用品店イエローハットでもカーフィルムの貼り付け施工はしてくれます。ホームページを見る限りは、店舗ごとで工賃や作業時間が違っている様です。
イエローハットのカーフィルムの材料の値段が35000円位です。当然「工賃は?」と言う事になりますが、10000円前後の工賃になるかと思います。それに後部の3面しかフィルムは貼れませんから気をつけましょう。
作業時間は予約制になっている店舗が多いので、予約を取ってからイエローハットに行きましょう。時間がかかるので1日車を預けることになります。
フィルムに関する違反・罰則に注意!
「フロントガラス」と「運転席・助手席の窓」にカーフィルムを貼る事で違反になる場合があるので注意してください!
車検ではこの3カ所の窓の透過率が70%以上無ければ車検には通りません。それに普通の窓で既に透過率が80%ですからフィルムを貼った段階で車検はNGです。
またこのフロント3点にフィルムが貼ってある場合は、整備不良又は不正改造車という扱いにされてしまいます。
整備不良の場合は警察からフィルムを外す事を言われ、それに従わない場合には6ヶ月以下の懲役または20万円以下の罰金となります。
不正改造車の場合は整備不良車に乗った罪と言う事で3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金となります。
「じゃ~後ろ側のスモークフィルムは?」と言う事になりますが、こちらには罰則が設けられていないというのが実情になります。
但し透過率が5%以下の物は昼間でも暗く感じますし、夜は街灯があってもほぼ見えません。安全や事故を起こさない為にも、夜間でも見える程度の物がいいと思います。
カーフィルムは、下手に貼ると空気が抜けていなくて後ろから見るとデコボコして見えるので、気持ち悪い印象になってしまいます。自分で行う場合には、剥がしながら付け直して行く方法がいいでしょう。
プロがやっても素人がやってもフィルム貼りはかなり時間がかかるので、時間をかけて検討してくださいね。