ファンベルトも日常点検項目の一つにも上げられています。ボンネットを開けてエンジンを覗きこむと必ず目に入ってきます。
そこの張り具合やひび割れを確認するのが点検項目なのですが、基本的には車検点検項目になっているので、あまり気にしていない方もおおいのではないでしょうか?
そんなイエローハットでのファンベルトの交換時期の目安・料金を紹介します!
ベルトの交換はどこに頼むべき?
ファンベルトは整備士並みの知識がある人であれば、自分でも行えない事もないですが、やはり変な所をいじってしまった為に、動かなくなってしまったなんて事もあるので、なるべくはプロに任せましょう。ファンベルトを交換してくれる業者はこちら。
1.ディーラー
パーツ在庫やピットがあていればすぐに交換してくれるはずです。一応電話予約はしておいた方がいいでしょう。
2.整備工場
整備工場の場合には、車種によっては交換しにくい作業しにくいと言う事もあって工賃がバラバラになる可能性があるので、一応見積もりはもらっておいた方がいいでしょう。 あとは整備士の腕次第で掛かり費用が変わってくる可能性もあると思います。
3.イエローハット等のカー用品店
カー用品店でも交換は可能です。部品代を安くあげたい方には、純正に近い、社外製部品を使いますが、性能差はほぼ無いと思っていてもいいです。但し、そうそう依頼があるわけではないので、作業的には不安要素もあるのですが、整備士免許がある方が行うはずなのでとりあえずは大丈夫でしょう。
交換料金や時間は各店舗で確認!
イエローハットのピット作業でもファンベルトの交換は可能になっています。
工賃や交換時間は店舗ごとで違うので、イエローハットで交換をお願いするようであれば、近くの店舗に確認してから車両を運びましょう。
ちなみに普通自動車のファンベルトの交換相場費用は、
交換費用 5000円前後
となっていますので、1万~2万円持っていれば安心できますね。
また交換時間の相場もその店舗や工場によって違います。また車種によってもかかり時間が変わってきます。一応相場は5分~30分となっていますが、それ以上かかると思っていた方がいいかもしれません。
他店のファンベルト交換
オートバックスやガソリンスタンドでも車のファンベルト交換を実施しています。
オートバックス
オートバックスでの車のファンベルト交換に関して
ガソリンスタンド
ガソリンスタンドでの車のファンベルト交換に関して
コバック
コバックでの車のファンベルト交換に関して
ディーラー
ディーラーでの車のファンベルト交換に関して
ACGベルトとは?ファンベルトと何が違うの?
ACGベルト?聞いた事が無い方も多いかもしれません。このベルトは、別名【ACジェネレーター】と呼ばれています。要するに車の発電機を回すベルトになります。
では、ファンベルトと何が違うのか?言うと所ですよね。現在の車にはACGベルト以外にもエアコンベルトやPSベルト(パワステベルト)などのコンプレッサーを回すベルトがあります。これらを個別のベルトで回す事が多いですが、中には1本のベルトで対応している車もあります。
大体この3つのベルトを総称してファンベルトと呼んでいます。
実際ファンベルトと呼ばれていたのは以前、ファンを回すために使用されていたベルトがあったために、現在でも名残でファンベルトと呼んでいます。
ファンベルトの交換時期やサインは?
ファンベルトはゴム製なので、消耗品である事を知っておきましょう。車検時に交換していても、ファンベルトの個体差によっても寿命は変わってきます。
では、このファンベルトの交換時期やサインはわかるようになっているのでしょうか?
1.ファンベルトが鳴く
エンジン始動時や加速時等、エンジンに負荷をかけた時に「キュルキュル」と言う音が鳴ります。経年劣化等によって切れが生じたり、ものによっては伸びが生じた時に音が生じます。この様な音がしたら即交換するようにしましょう。
2.走行距離
ファンベルトは一定の距離を走行した場合には交感する事が望ましです。一般的に言われているのが5万~10万キロと言われています。一応5万キロを超えた段階で、交換する事を考えておいた方がいいです。
3.使用年数
ファンベルトが鳴かない・距離も走っていないと言う場合でも使用している年数が経っている場合にはゴムの劣化を考えなければなりません。ファンベルトの耐用年数は5年~10年となっているので、使っていなくてもゴムは劣化していきます。走行距離を走っていなくても使用年数で交換する事がトラブル回避にもつながります。
ベルトを交換しないとどうなるの?
ファンベルトを交換しないとどうなるのか?耐用年数を越えていたり、切れ等が生じている場合にはファンベルトが切れる可能性が高くなっていきます。
ファンベルトは電気を溜める為のオルタネーターやラジエターの冷却・エアコンのコンプレッサーを回すのに欠かせないパーツですからこれが、切れる事によって重大な事故を起こす可能性があります。
走行中に切れる事が多く、エンジンが停止しますから、後続車両に追突されたりする事も考えられます。
たかだかゴムベルトですが、切れた事によって車は動かなくなります。
ファンベルトの交換は自分で出来る?
一応は整備士並みの知識がある方であれば可能です。それでもディーラーに行って車検証を持って行って「自分でファンベルト交換したいのですが」と言えばファンベルトを注文してくれます。
また整備マニュアルをコピーしてくれるのでそれを見ながら作業するようになります。この時に、必要な工具を聞いておく事が重要です。
特に専門的な工具は無いとは思いますが、手が入らない所もありますからね。工具はそろえるようになるかもしれません。
ファンベルトは張り過ぎてしまうとベアリングを痛める可能性があるので、出来ればプロに任せる方がいいと思います。
イエローハットでも出来る項目になってはいますが、やはりそこはカー用品店ですから若干の不安要素はあると思います。車検を行っている店舗であれば問題なく作業をこなしてくれるので、作業をお願いしても大丈夫です。
ファンベルトはそうそう切れる物ではありませんが、絶対に切れないとは言い切れないものですから洗車する時くらいは自分で目視点検してみてはいかがでしょうか。